35からはじめる子育て生活

新米パパが出産育児について更新中!「初めて子供を授かった時に不安だった自分が、あの時に読みたかったブログ」をコンセプトに、役に立つ情報やリアルなお金事情をお伝えします。

【保活シリーズ4回目】保育園の通園、挫折

f:id:sunafukin0804:20210214001310j:plain

このシリーズでは、我が家が経験した保活についての出来事を綴ります。
これから保活をする方の参考になる様に、追体験できる様な内容として行きます。
良かった事、失敗だった事もシェアしますので、シリーズが終わる頃には、保活のイメージを持って頂けると思います。是非お付き合いください。

前回は認可外保育園の見学なども済まし、良い連絡を待つだけの状態まで進みました。
しかし、その後も音沙汰がなく、ついに出産、そして登園の日がやってくるのでした。

■出産の翌日に・・・

出産後から申込できる保育園に病室から電話をしていました。
我が子との時間をゆっくり過ごしたい時に一体自分は何をやっているのか…と思わずにはいられない状況です。
しかし、全ての園がNGで「もし空きが出たら連絡する」という回答ばかりでした。
認可に限らず本当に保育園の途中入園はハードルが高い事を思い知らされます。

■息子の登園開始

さらに出産から2か月が経ち、まだ連絡は1件もありません
もちろん折を見て確認の電話はしたのですが、空きは出て来ませんでした。
そして、世間からすると非常に速いタイミングですが、ついに申込済みの保育園への登園が始まるのでした。保険と考えていたので、通う事になるとは正直思っていませんでした。
3ヵ月の育休中だったので園には私が連れて行きました。

最初は週に数回、超短時間の慣らし保育からですが、問題は園までの距離です。
妻の妊娠中、体力をつけるために定期的にランニングをしていた事もあり「何とかなるやろう」と思っていたのですが、実際に通い始めると徒歩20分は地獄でした。
まず、お忘れかもしれませんがこの夏は異常気象と言える暑さで、とにかく体力を削られました。
そして、大事な息子を抱っこ紐に入れての移動は気を使い精神的にも疲れます。
結果「これは駄目だ」と登園数回目にして悟る事になるのです。
この頃は毎日、夜も息子の面倒を見ていたので睡眠不足もあったと思います。


もう限界でした。


また、私の育休明けは妻にも送り迎えをしてもらう必要もあり、この距離は無理だと判断したのです。さてどうした物か頭が痛くなりました。

 

■世の中の変化と選択肢

そんな中、タイミングを同じくして、コロナウイルスの影響で会社の状況も変わりました。
コロナのコの字もない頃から週に2回はテレワークをしていたのですが、急に方針が発表され今後はテレワークを主体とし、事務所への出勤は原則しない事になったのです。
急激な働き方の変化が始まったのです。

そこで、検討をはじめた次のプランは会社の保育園に預ける事でした。
うちの会社はありがたい事に社員用の保育園があり、そこに預ける事を考えたのです。施設はとても綺麗で園長先生とも育休前に事前の相談もしていて預ける事に不安のない園でした(費用もかなり安いので…)

コロナ渦の状況で皮肉な事に保育園に空きが出る話があったのと、テレワークで家にいられる状況を活用しようと考えました。

会社の保育園は自宅からは電車と徒歩で計40分の距離があり、コロナ禍で息子を連れて行くのは難しく引越しが必要となります。
育休中に引越を完了し保育園もOKになるのがベターですが、復帰まで1ヵ月程しかなく、新生児の相手をしながら保育園の調整と物件探しを終える自信はありませんでした。
ですので、育休復帰からしばらくはテレワークをしながら夫婦交代で子供の面倒も見つつ両方の調整をし、まとまったら引越そうと考えたのです(←ちなみに、今考えるとこれも大変だった…

テレワーク主体になるのに事務所の近くに引っ越すのは間抜けな話ですが、他と比べ確実性の高い選択肢でした。費用的にも保育料の安さから今の園を継続するよりアリな選択です。 

■ふりかえり

今回の反省は、園までの距離は想像以上に重要という事です。
春の麗らかな時は良くても日本には暑い夏も寒い冬もあり、時には台風もやって来ます。
晴れの日は自転車も選択肢になりますが東京は年の3分の1は雨ですので…
園までの距離が重要な事は頭では分かっていましたが実際に体験し、園までの距離は最重要ポイントの1つであると実感しました。
基本的な事かもしれませんが、近いに越したことはないと強く強くお伝えします。

●一本の電話

会社の保育園との調整も進み、そろそろ妻にこの提案をしようとしていた矢先、一本の電話がかかってきました。
この電話が状況をまた大きく変える事になるのです。 

次回は「無駄ではなかった」です。