35からはじめる子育て生活

新米パパが出産育児について更新中!「初めて子供を授かった時に不安だった自分が、あの時に読みたかったブログ」をコンセプトに、役に立つ情報やリアルなお金事情をお伝えします。

イクラ君が生まれました~愛育病院での出産レポ~

f:id:sunafukin0804:20200703222225j:plain

感謝

おかげをもちまして、7月1日イクラ君が誕生しました。
元気な男の子で、母子ともに健康です。
コロナ禍の中、特別な苦労もありましたが、たくさんの優しさに支えられ、無事に3人家族になる事ができました。全ての関係した方に感謝です。

濃厚な3日間

予定日を1週間過ぎ、誘発剤を使った計画分娩に切替える事になりました。
方針が決まってからの3日間についてお伝えします。
愛育病院での出産の流れもイメージして頂ける様に、時系列で記載します。


6月29日(月)

愛育病院で6回目の検診を受けました。
この時点で1cmしか開いておらず、誘発剤を使用する事になりました。
42週を超えるとリスクが増すので早い方が良いとなり、翌日より入院して出産する事となります。

■6月30日(火)

13:00 病院到着、ランチ
自宅からはタクシーで移動。
少し早く到着し、9階にあるレストランでランチ。
眺めもよく空いていて安心感がありました。
何気に3〜4ヶ月ぶりの外食で、当分2人でゆっくり食事もできないかもね。などと話しながら過ごしました。

f:id:sunafukin0804:20200703222228j:plain

 

14:00 入院受付
窓口が一つしかなく10分程待ちました。
手続き自体は5分もかからず。

 

14:20 LDR待機室
フロアを移動し、半個室の部屋に通されます。
ここで病院着に着替えて、メグだけ連れて行かれ色々とヒアリングを受けました。
(退院後の状況や、病歴など)

f:id:sunafukin0804:20200703222232j:plain

 

14:30 ノンストレステスト
50分ほど測定をしました。特に異常なし。

 

16:40 検診
何もしていないのですが3cmになっていたので、誘発剤の投与だけで良い事になる。
検診前はもっと怖い施術の予定だったので大喜び。

 

18:00 夕食
薄味だがまあまあ美味しかったです。
(←味見させてもらった)
食べたのを見届け、私は近くのホテルに移動する。
同伴者は待機室に泊まる事はできません。

f:id:sunafukin0804:20200703222253j:plain

 

■7月1日

6:30 LDRに移動

LDRとは、陣痛(Labor)、分娩(Delivery)、回復(Recovery)の頭文字。
一連の流れを1つの部屋でできるシステムです。
私も近くのホテルから病院に移動しました。

誘発剤を使う前に陣痛が始まる。つまり通常の分娩。
メグは陣痛後の家からの移動を怖がっていたので最高のタイミングで分娩がスタートする。イクラは親孝行。

f:id:sunafukin0804:20200703222244j:plain


8:20 朝食開始

5cmになる。
これからエネルギーが沢山必要なので食欲はないが食べる事にする。

 

8:40 朝食終了
麻酔は食後2時間以上しないと打てないので早めに食べ終える。
変なタイミングで食べると麻酔が打てない可能性があり注意が必要。
私は適当に休みも入れながらメグと会話して過ごす。
LDRには手洗いやソファ、冷蔵庫やオーディオなどもあり割とゆっくりできる。

f:id:sunafukin0804:20200703222258j:plain

 

10:00 陣痛、破水

7cmになる。かなり痛みが激しくなる。
本人曰く10段階で7ぐらいの痛み。
私から見てもだいぶ辛そうに見える。
私も腰を押すなどサポート。力を入れてマッサージ。

 

10:30 麻酔科の先生が来る
無痛分娩のため。
施術のため私は一旦退出して家族室で待機となる。

11:00 LDR
私がLDRに戻ると、嘘の様にメグが落ち着いている。
本人曰く10段階で0の痛さ。つまり無痛になる。
ここからは促進剤も併用して出産をコントロール
もし痛みがあればボタンを押すと麻酔の量を増やす事ができる。

 

12:00~ 定期的に内診
9cmに広がる。いよいよな感じとなる。
陣痛も強くなるが、麻酔の量を増やして痛みが引く。
通常分娩だと痛みのピークに近い筈だが、10段階で4ぐらいの痛さだったらしい。
私も陣痛に合わせて全力でマッサージをしてサポート。

 

??? 赤ちゃんの数値が下がる
正確な時間は忘れたが、一時イクラ君の数値が悪化。
突然沢山のスタッフがやって来て焦る。
賢明の対処により事なきを得るが、出産は命がけと再認識する。
その後は安定してマッサージを継続。
だんだん息が合って来て謎の連帯感を感じる。

 

16:43 誕生
10cm(全開)
いよいよ出産に向けたフォーメーションが組まれる。
ここから長期戦かな~と思っていたら、10分程で出てきてくれる。
泣き声を聞いた時、自然と涙が流れる。
イクラ君、元気に生まれてくれて本当にありがとう。
それにしても大きな声だった。

体重測定をして、すぐにイクラ君は新生児室に移動。
10時間強の分娩となり、初産にしては早かったです。

 

20:00 解散
術後の止血や休息の為、LDRで回復処置後に退出。
メグは病棟に移動。私はホテルへ。
ホテルで何度も動画を見返し、色々な事に感謝する。

 

終わりに

麻酔分娩や愛育病院についての感想は別途書きたいと思いますが、総じて素晴らしいレベルの医療を受けられたと感じています。
出産が大変である事に代わりありませんが、想像よりは楽だったと本人も言っていました。
結論だけ先に伝えると、もし次があっても愛育病院を選びます。

【お金のお話】

f:id:sunafukin0804:20200704001159j:plain

 

愛育病院のコロナ対策

f:id:sunafukin0804:20200104232621j:plain


愛育病院のコロナ対策

現在進行形でお世話になっている愛育病院ですが、まだ一部コロナ対策中です。
ただ、一時よりは制限も緩和傾向で、出産を迎える家族としては嬉しく思っています。
現在の状況を簡単にですがまとめてみました。

6月22日時点の対策(制限)

今行われている制限は下記です。
影響が無い訳ではありませんが、クリティカルな物はありません。

・入院中の面会:13:00~20:00(パートナー or 本人の両親1名のみ)
・発熱時の入館不可、マスク着用必須。
・出産準備クラスの中止。→電話での無料相談を実施。

過去に行われていた対策

一時は、下記の制限が行われていました。
当時出産の方は大変な影響を受けられた事になります。
本当にご不安・ご不便だったと思います。

・麻酔分娩:24時間ではなく日中のみ(5/21解除)
 →これは本当に焦りました。
  麻酔分娩を軸に産院を選んだのでもし出来ないとなると影響大でした。
・妊婦検診:付き添い不可(5/26緩和)
 →現在はパートナーは可となっています。
・立ち合い出産:不可(6/8解除)
 →我が家は立ち合い出産なのでこちらももし駄目ならショックでした。
・入院中の面会:不可(6/16緩和)
 →段階的に緩和されつつあります。
・入院期間の短縮(緩和時期不明)
 →入院期間も5→4日間に短縮。
・検診の間引き(緩和時間不明)

 

世の中の産院の状況

今回のコロナウイルスについて、対策の正解は正直まだ分からない状況と思います。
後になって正解だったのかやり過ぎだったのか検証される筈です。

下記は日本産科婦人科学会が医療施設766施設を対象に行ったアンケートですが、5月末の時点の状況です。
東京以外の産院も含めて下記なので、その点は少し見方に注意が必要かもしれません。
日本全体として、かなりセーフティに対応していた事が分かります。
両親学級の閉鎖:705施設(92%)
・親族の面会禁止:659施設(86%)
・立会出産の禁止:611施設(80%)
・通常通り:11施設(1%)

東京の病院だと考えると愛育病院の緩和のスピードは遅くないと見えます。
ある程度規模のある病院の方が、対応力はあるのかもしれません。

 

まとめ

「想定外」という言葉を使っても誰しもが納得する今回の事態、各病院手探りの状態が続いていると思います。
ですが、出産は人生で1度の方も多いイベントです。
我が家に閉じて考えると、コロナより大変な出来事だと私は感じています。
ですので、ある程度リスクと付き合って、制限緩和に動いて頂けると本当に助かります。
パートナーの立ち合い一つにしても、家族にとっては大きな事ですから。

 

愛育病院(4回目+5回目)+出産当日に向けての準備

f:id:sunafukin0804:20200622192047j:plain

出産予定日まであと2日

予定日は24日ですが、イクラはまだお腹の中が良い様で出産の兆候が見えません。
毎週検診をして様子を見ています。
毎日少しハラハラしますが、準備は整っているのでいつでも来いです。


愛育病院での検診

通常の検診とノンストレステスト有りを毎週交互にしています。
体重も3,100gを突破し経過は順調です。
いつもの流れとしては、①受付→②ノンストレステスト→③血圧測定→④検診→⑤お会計となり、②がある場合は2時間以上かかります。
以前はコロナ対策で検診を間引いていたので待ち時間もありませんでしたが、最近は少し待つ事が多くなって来ました。

出産に備え①:立ち合い出産

我が家は立ち合い出産なので、当日の流れをYouTubeなどで勉強しています。
陣痛が来たら必要な対応(マッサージ等)から生まれるまで。
流れを知らないと当日絶対に焦るので予習は大切だと思います。
(旦那さんには絶対に勉強させましょう。笑)

出産に備え②:当日の連絡先を整理

簡単な内容ですが、病院の連絡先や陣痛タクシーの連絡先などをまとめました。
普通は対応できる事も、当日焦ってしまう可能性があるので、冷蔵庫に貼っています。

f:id:sunafukin0804:20200622200610j:plain

出産に備え③:申請書類の準備

出産後の役所や会社への手続き書類も準備しています。
また記事にしたいと思いますが、後はイクラの名前と生年月日を書けばよい状態です。
出産直後はバタバタするので、やれる事は前倒しで準備しておきました。

出産に備え④:部屋の整理

これも余裕がある内に・・・という事で部屋の整理をしました。
出産後に必要なアイテムの準備や家具の配置変更など。
普段掃除をしない場所も掃除をして準備万端です。

出産に備え⑤:会社のメンバーへの協力依頼

私としてはこれが一番重要。
退院日に合わせて育休を頂く予定なので業務の引継ぎ、急なお休みの場合に備え全ての打ち合わせにピンチヒッターになって頂くメンバーへのアサインをしています。
正直、迷惑をかけまくっていますが、皆さん嫌な雰囲気を出さずに対応して下さり、本当に感謝しています。


その他、当たり前ですが陣痛タクシーへの登録や、入院バックの準備などもしています。
入院バックは、急な入院も考慮し、毎回車に積んで検診に行っています。

おーい、イクラちゃん…?

メグのお腹も本当に大きく、そろそろ感があります。
しかし、イクラはいつ出てくるのでしょう…
来週の検診で、場合によっては促進剤の使用も視野に入ってきます。
何となく「まだしばらくお腹の中が良いで~す」と言っている気がします。

【お金の話】

f:id:sunafukin0804:20200622192100j:plain

 

愛育病院(3回目)

f:id:sunafukin0804:20200608165026j:plain

経過は良好。体重2700gを超える。

今日は愛育病院での3回目の検診でした。
問診とエコーを受け、問題もなく経過良好です。
最近のイクラは変わらずに元気で、メグのお腹をどんどん蹴っています。

愛育のコロナ対策の状況

f:id:sunafukin0804:20200608165035j:plain

東京がステップ2に移行したのに伴い下記の変化がありました。

①検診の付き添いがOK。
②立ち合い出産がOK。
③入院中のお見舞いも夫だけはOK。
④入院期間の短縮解除(通常の5日間に)

特に②は妻も希望していたので本当に良かったです。
このまま世の中が落ち着き、状況が変わらない事を願います。

【お金の話】

f:id:sunafukin0804:20200608165104j:plain

 

 

【お知らせ】アイコンとバナーを変更しました。

ブログのアイコンを変更しました。
メグ作の似顔絵でとても気に行っています。
イクラはエコーの画像に似せて書かれています。

before
f:id:sunafukin0804:20200531175619j:plain

after
f:id:sunafukin0804:20200531175608j:plain

バナーも素敵なのを作ってもらいました。
f:id:sunafukin0804:20200531160908j:plain


いよいよ臨月に入り、出産も迫って来ました。
変わらずお付き合いを頂けると嬉しいです。