(写真はHPより参照)
出生前診断
私達夫婦は妊娠が分かる前から出生前診断を受けると決めていました。
一般的には下記の2つの方法を選択する人がほとんどかと思います。
- クアトロテスト
- NIPT
反対の人の考えも分かりますし、賛成派の私もよく内容を理解してから実施したいと考えていました。
この日、Kクリニックの先生の勧めもあり、愛育病院の講座に参加する事にしました。
クラスに参加
場所は、広尾にある愛育クリニックで、40名ぐらいのクラスは満員でした。
受講者の年代は見た感じ30代後半~40代ぐらいの方がほとんどです。
正直、講座の内容は事前に把握していた事ばかりですが、然るべき人にちゃんと説明を受けて、正確に理解した上で検討できる事は良かったと感じています。
私がポイントと思った事をシェアします。
出生前診断のポイント
- 染色体疾患についての検査。
- 先天性疾患の割合は妊娠全体の3~5%
その内、染色体由来の物は25%
⇒つまり分かる事はごく一部。 - ダウン症の確立は下記。年齢に伴い上がる。
25歳:0.07%
30歳:0.10%
35歳:0.29%
40歳:1.19%
クアトロテスト
- 対象
15週~17週に受けられる。
特に受けるための条件は無し。 - 方法
採血し、血中の生化学物質の計測値に母体の年齢を加味して可能性を判定。 - 内容
結果は確立で表示される。
ダウン症の検出率は87%程度。 - 費用
2万円程度。
NIPT
- 対象
10週~15週に受けられる。
過去に染色体異常の妊娠歴がある。
35歳以上である ※但し運用上、それ以下でも可の病院あり。 - 方法
採血により浮遊DNAを検査。 - 内容
陰性の場合は99.9%の可能性と理解可能。
陽性の場合も真性は80%程度。
⇒陰性の場合はほぼ安心と考えてよい。 - 費用
20万円程度
※但し陽性の場合、愛育病院なら羊水検査は無料で受けられる。
羊水検査
- 対象
16~19週に受けられる。
一般的にクアトロテストおよびNIPTの結果を見てから実施する事が多い。 - 方法
羊水中の胎児細胞由来の染色体を確認。 - 内容
検出率は99.9%(上記2つの検査と異なり確定診断に分類)
流産リスクがある0.2~0.3% - 費用
15~17万円程度。
私達の選択
私達の選択としては、妻の年齢から確立がそこまで高く無い事もあり、まずはクアトロテストを受け、数値が思わしくない場合は確定診断に移行する事にしました。
どうしても確度を上げたい場合はNIPTも選択肢かと思いますし、私達ももう少し高齢なら選択していたと思います。
【お金の話】