35からはじめる子育て生活

新米パパが出産育児について更新中!「初めて子供を授かった時に不安だった自分が、あの時に読みたかったブログ」をコンセプトに、役に立つ情報やリアルなお金事情をお伝えします。

愛育病院の麻酔(無痛)分娩学級

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麻酔分娩学級

昨日は役所関係の対応後に愛育病院の麻酔分娩学級に参加しました。
麻酔分娩の概要、方法、リスクなどについて説明を受けるクラスです。
愛育病院の麻酔分娩料は250,000円ですが、このクラスを受けると200,000円となります。
施術への理解も深まりますし、料金も2,000円(差額48,000円分得)なので、麻酔分娩をお考えの方はほぼ皆さん受講されると思います。
ただし、開催は毎週月曜日(祝日を除く)と共働きには優しくありません。


当日のカリキュラム

場所は愛育病院の9F会議室で、参加者は想像以上に多く70~80名程。
平日ですが、男性の方もチラホラと見受けられました。
説明は質疑を入れて45分程で、下記の内容でした。
※スライド配布が無かったので若干ニュアンスや内容が異なる可能性があります。

  1. 陣痛の開始とお産について
  2. 麻酔分娩か自然分娩か(メリット・デメリット)
  3. 愛育病院での麻酔分娩のポリシー


1.陣痛の開始とお産について

陣痛の一連のサイクルについての説明でした。
通常14~17時間程度ですが、麻酔分娩だと伸びる傾向にある様です。
一般的な内容で特筆するべき情報はありませんでした。
 ※陣痛の進み方はこちらが分かり易いと思います。


2.麻酔分娩か自然分娩か(メリット・デメリット)

それぞれのメリット・デメリットのお話でした。
愛育病院での実績が聞けたのが興味深かったです。

<麻酔分娩のメリット>
・痛みが減少する。
・妊婦の心理的負担が減る。
・緊張が減り、お産がスムーズになる(復帰が楽)

<自然分娩のメリット>
・追加費用がかからない。
・吸引・鉗子分娩となる確率が低い。
・お産が早く終わる。
・合併症のリスクが(僅かに)少ない。
オキシトシンが増える。

また、逆に麻酔分娩のデメリットは下記との事です。
自然分娩のメリットの裏返しですね。

 

<麻酔分娩のデメリット>
・吸引・鉗子分娩の確立が上がる。
 →初産で7%→19%の上昇率。
  内、赤ちゃんの治療が必要なケースは5%程度。
  (治療内容も絆創膏を貼るレベルが大半)
・特に分娩第二期の時間が伸びる傾向。
 →正常時間(3時間)以上となる確率が、自然分娩が28%に対し34%に上昇。
  産後のトイレ対応が一時的に困難となる。
・合併症の確立が上がる。
 →約1%、頭痛等の症状が出る程度が大半。
  9割以上の患者が1週間以内に全快している。
・陣痛促進剤の使用確率が上がる。
 →自然分娩が46%に対し83%に上昇。
  基本麻酔分娩とはセットぐらいに考えた方がよい。


3.愛育病院での麻酔分娩のポリシー

愛育病院の麻酔分娩に対する考え方や、当日の流れ、麻酔の方法等についての説明でした。
図や写真が無いと説明が困難なのですが、こちらも一般的な内容でした。
なお、愛育病院での麻酔分娩の実施率は50%を超えているそうです。

 

麻酔分娩学級を終えての感想

意外と麻酔分娩のリスクを強調しないと感じました。
病院としては万が一のケースに備えて(ダイレクトに言うと責任逃れのため)、もう少しリスクを強調すると推察していましたが、割と淡々としていました。
麻酔による重大インシデントが起こっていない様なので、愛育病院の自信と捉える事もできそうです。

我が家は麻酔分娩前提で愛育病院を選択したので、方針に変更はありませんし、安心できると感じました。

 

余談

メグは食いしん坊な所があります。
9Fにはレストランや売店もあるのですが偵察をしに行っていました。

メグ「病院食が物足りない時は、ここで買って、こっそり差入れして欲しいな」
ハッシー「もちろん却下」

【お金の話】
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