35からはじめる子育て生活

新米パパが出産育児について更新中!「初めて子供を授かった時に不安だった自分が、あの時に読みたかったブログ」をコンセプトに、役に立つ情報やリアルなお金事情をお伝えします。

出生前診断(クアトロテスト)の結果

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妊婦検診(4回目)

本日は4回目の検診でした。
17週目に突入し順調に進んでいると思います。
検診も慣れたものですが、今回はいつものエコー等だけではなく、出生前診断(クアトロテスト)の結果を聞く特別な日でした。

受付

いつもの様に受付を済ませて待合室で座っていると受付の人がやって来ました。
受付「すみません、愛育病院の連絡票はありますか?」
メグ母子手帳に挟んでお渡ししましたが…」
受付「本当ですか?すみません」

その後、受付の方を見ると真剣な顔をして話ています。
何か連絡が必要な事が発生しているのか?何とも嫌な想像をしてしまいます。
この連絡票はいつも渡している物なので考え過ぎなのですが、少しナーバスになっていたのです。


出生前診断の結果

診察室に入り、当然に診断結果から聞く事となります。
結果を先にお伝えすると、スクリーニング陰性でした。
クアトロテストは、カットオフ値という基準値が設定され、検査結果との比較からそれ以上か否かで陰性か陽性かを診断する事になります。

下記が各疾患ごとのカットオフ値と私達の結果です。

  1. ダウン症候群   :1/295 → 1/23000
  2. 開放性二分脊推:1/290 → 1/2523
  3. 2+神経管奇形  :1/145 → 1/1200
  4. 18トリソミー :1/100 →    陽性の場合のみ数値がでるので不明

ダウン症については非常に低い確率。

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開放性二分脊推も確立としては0.04%

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確率は文章でも示されます。

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結果を聞いて

祈る様な気持ちで結果を聞きましたが、安心できる数字が出たので、羊水検査等の確定診断には進まない事になりました。
あくまで確率の上での安心ですが、心の底からほっとしたのが正直な感想です。
診察後、ご飯を食べて帰ったのですが、メグも「本当に良かった」と終始ほっとした様子でした。

出生前診断について思うこと

今回の結果をもって、我が家の確定前診断についての対応は終了となります。
我が家は偶然良い数値が出て安心につながりましたが、正直に言って出生前診断を人に勧めるかと問われると悩みます

私が考える出生前診断のデメリットは、手間や検査費用ではなく、結果が出るまでの時間の長さです。
妊娠から115日が経過する今日まで、頭の片隅で不安や心配がつきまといました。
どこか妊娠を喜びきれない気持ちになるのです。

包み隠さず言葉にすると、出生前診断を受けると決めた時、もしもの時は中絶も視野に入れていましたが、これは予め頭で考える以上に大変な決断だと感じています。
声も聴いた事の無い胎児ですが、この間に愛着やら大切な気持ちが湧いてくるのは自然な事ですし、妊婦にとってその気持ちは一層強いものでしょう。

もし、今回の結果が思わしくなかった場合、羊水検査に進んだと思います。
その結果も良くなかったら、当初決めていた判断ができたかというとよく分かりません。
そして、悪い事に今度は判断までの時間的猶予が少ないのです。

これから出生前診断を受ける方は、上記の感想も参考にして頂き、家族(少なくとも夫婦)でよく話し合った上で受けるか否かを決めて頂きたいです。
人間は正常性バイアスが働き「私は大丈夫だろう」と思ってしまう生き物です。
それは自然な思考ですが、現実として一定数の方には確実に悪い結果が出るのです。
健康的な生活を送っていても、悪い事をしていなくても、それは偶然的な出来事として起こりうるのです。
当たり前の事かもしれませんが、その事を良く考えて頂きたいなと思います。

考えた結果、受け止め切れないと思い受けないという判断も正解ですし、それでも受ける判断も正解です。
よく話し合い、よく考えた判断は正解だと考えます。

【お金の話】

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