会社に育休を相談
悩んでいた育休ですが、取得させて頂く方向で会社の上司に相談をしました。
男性取得者が周りにいなかった事、現部署に異動して約半年しか経っていなかった事もあり非常に悩みました。
ただ、我が家は少し事情もあったので、お願いする事にした次第です。
我が家の事情
妻のメグは小さなデザイン会社の社長です。
クライアントの都合もあり、産後短期間(約1ヵ月強)で仕事復帰する計画をしています。
問題になるのは保育園で、0歳入園が可能な園でも、生後57日以降しか預ける事ができず、そのギャップを埋める必要があります。
そこで、その間は私が育休で対応をしたいと考えているのです。
上司に相談
メールでアポイントを取り、上司3人に相談しました。
はっきり言って仕事の報告より遥かに緊張しました。
法律があるので会社側に拒否権はありませんが、これからも仕事をして行くのですから穏便に話を進めたいですし、単純に仕事に穴をあける事に抵抗感もありました。
日本の育休制度は世界的にも充実していますが、男性取得が進まない理由はこれと同じ所にあると思います。
相談内容
私は育休19日間+夏季休暇5日間を取りたいと考えています。土日祝日を入れると1ヵ月+1週間です。
それに加えて産後のサポート休暇1週間とテレワークも活用するので、6月後半~8月の出勤日はかなり少なくなります。
説明資料から抜粋したカレンダーで言うと下記の通り。
当日の様子
資料に沿って説明した結果は快諾でした。
むしろ、もう少し長く取らなくて良いのか、計画が厳密過ぎるのではないかと心配をされたぐらいです。
正直、大丈夫だと信じていましたが、ここまで温かいお言葉を頂けるとは思っていなかったので、軽く泣きそうでした。本当に理解のある良い上司で良かったですし、恵まれています。
とりあえず6月~8月はリソースとして計算できないつもりでいるから、家族優先に考えて、もう少し日程が近づいてきてから再度相談して欲しいと言われ話は終了しました。
話していて気が付きましたが、育休開始予定日がオリンピックの開会式と1日違いでした。
オリンピックまであと〇日という言葉を見る度に育休開始日を思い出す事になりそうです。
小泉大臣の育休
相談中、小泉大臣の育休も話題になりました。
「そう言う時代だよね」と話にもなったので、後押しになっていると実感しました。
3カ月間で計2週間という短い期間ですし、賛否もありますが、理解度向上には寄与していると感じます。
正直、私も最初は「パフォーマンスだな」と思っていたのですが、少し謝りたい気分です。
男性育休の3割「家事育児、2時間以下」
ほぼ同時期に上記のニュースも話題になっていまいた。
俗に言う「とるだけ育休」についてです。
【育休中の夫の家事・育児時間】
8時間超…20.1%
5時間超8時間以下…11.6%
3時間超5時間以下…20.9%
2時間超3時間以下…15.2%
1時間超2時間以下…14.6%
1時間以下…17.7%
まず「実態を掴めているのか?」疑問が湧きます。
ママ向けアプリ「ママリ」を提供するコネヒトが実施したアンケートですが「508人のママの声」という事で、サンプル数の少なさと間接回答なのが気になります。
私の周りに男性で育休を取得した人がいないので、生の声が聞けないのですが、SNSなどを見ているとその様に思えないのです。
理解できないですし、少なくとも私は取るだけ育休にはしない事を宣言します。
そして「パパ好き」と言われる様に積極的に子育てします(野望)
最後に
次の日、当日の様子について突っ込まれたのですが、とても弱々しかったそうです(笑)
かなり理解のありそうな上司に対してもこの有様なので、職場の雰囲気によってはまだまだハードルが高いのが実情ではないかと推察します。
もっと堂々と育休宣言ができる世の中になって欲しいですし、本当に男性の育休取得が当たり前になれば良いなと願います。
私も周囲では初めての取得者なので、良い前例になれる様、育児と仕事の両面で頑張りたいと考えています。